大阪・都島にミルク豚が味わえる串焼き店「チチカブ」(大阪市都島区片町2、TEL 06-6351-1194)が6月17日にオープンしてから約3カ月が過ぎ、にぎわいを見せている。
イタリアンなどの飲食店に勤めていた店主の亀谷耕平さんが独立し始めた同店。「豚肉が好きだということと、ちょこちょこ食べられる店を開きたいと思っていた」と開店の経緯を語る。京橋を選んだ理由について「店から大阪城が見られるロケーションが気に入って決めた」と笑顔で話す。「オープンしてからも1カ月はリズムをつかむのにすごく大変だったが、ようやくなれ始めた」と開店からの苦労もにじませる。木の温かみを生かしたカフェのような造りの店内は14坪、カウンター席を合わせ25席。子ども連れでもゆっくり食べてほしいと、おもちゃやアニメのDVDを鑑賞できるキッズスペースも設けた。
メニューは串20種類以上、サイドメニューも多数用意する。大阪ではまだ珍しい毎日搾りたての牛乳を与えた「ミルク豚」のバラ肉の串焼きは、1日15本限定で味わえる。「独特の甘みがあり、肉自体が濃厚」と亀谷さん。そのほか、おすすめは朝ひき豚の「レバー串」(1本180円)。臭みが出ないように切り方にもこだわり、独特の食感を味わえるようにしたという。「レバーも自信があるのでぜひ食べに来てほしい」とアピールする。
営業時間は17時30分~23時(ラストオーダー)。日曜・祝日定休。