大阪・都島に7月6日、生花店「F.coure(エフ クオーレ)」がオープンした。
淡路島で50年ほど続く生花店が、店長の紀田太郎さんの実家であり本社。実家を手伝いながら、有名ホテル専属の生花店などで20年以上の経験を積んできた紀田さんが、「もっと花の魅力をたくさんの人に知ってもらいたい」と、在住する都島に今回初めての支店を出店することにした。
15坪ほどの店内には、個人用の観葉植物や園芸用品、ブリザーブドフラワーなどのギフト用などさまざまな商品を用意。ディスプレーにもこだわり、家具や小物を使い「客が手本にできるよう工夫している」という。「地域に根差した店にしたい。花の知識と経験を生かして地域のニーズに合わせた花の販売ができれば」と紀田さん。「『こんなギフトを作ってほしい、イベントの装飾をお願いしたい、こんな花はないか』など何でも相談してほしい」とも。
独自のルートから仕入れる珍しい植物がそろうのも同店の特徴。アメリカからは、土や根を必要とせず葉から空気中の水分を吸収して育つ「エアープランツ」。「胡蝶蘭」は、「関西圏に入ってきているコチョウランの中でも、トップクラスの品質のものをそろえている」といい、「値段もリーズナブルにしている(10,500円~)。一度見に来てほしい」と話す。
「アレンジも教えることができるし、大阪市内であれば3,000円以上で配送もしている。花を見に来るだけでもいいので、気軽に立ち寄ってほしい」と笑顔を見せる。
営業時間は10時~20時。