大阪にパン店「mauruuru(マルルー)」(大阪市都島区都島本通1、TEL 06-6922-0066)がオープンして約1カ月が過ぎ、近隣の客でにぎわいを見せている。
パン店に17年間勤務した経験を持つオーナーシェフの上西仁さん。実家近くの都島駅から徒歩1分のところに、たまたま空いているテナントを見つけ同店をオープンした。「近所の人に愛される店を目標に」と話す上西さん。店名「マルルー」は、上西さんがタヒチを訪れた際に覚えたタヒチ語の「ありがとう」という意味。響きが良く、パンを丸めているイメージに合うと名付けた。23坪の店内は、白を基調にした爽やかな雰囲気にまとめ、イートインコーナーも設けた。席数は5席。
「和牛すじ肉カレーパン」(160円)に使うソースは手作り。「スリランカを旅行中に仲良くなった現地のおばあちゃんに教えてもらったスパイスの配合を、カレーパンに合うようにアレンジした」と上西さん。「マルルー角食」(220円)は、天然酵母とイースト菌を併用した湯種製法で風味よくしっとりした食感に仕上げた食パン。ほかにも、卵をたっぷり使った柔らかくほんのり甘い「たまごパン」(120円)や、その日に仕入れた食材で作る「シェフの気まぐれパン」など具材にこだわったパンが並ぶ。
朝10時までにパンを購入した人には、コーヒーを無料で提供する。
営業時間は8時~19時。月曜定休。