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咲くやこの花館で「カカオノキ」展示-バレンタインに合わせ企画

展示されている「カカオノキ」

展示されている「カカオノキ」

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 花博記念公園鶴見緑地の「咲くやこの花館」(大阪市鶴見区緑地公園2、TEL 06-6912-0055)で2月5日、バレンタインデーイベント「たわわにみのる カカオノキのあるSt.Valentine's day」が始まった。

カカオニブスの様子

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 チョコレートの原料として知られる「カカオ」。バレンタインを控えたこの時期、同館ではカカオノキからチョコレートになるまでを紹介する企画を行う。同企画では、熱帯植物で多く見られる幹に直接実を付ける「幹生果(かんせいか)」の紹介や、発酵して初めておいしくなる種子の話、約5ミリの小さい花からラグビーボール形のカカオポッドという実ができ、中にはギッシリとカカオ豆が詰まっている様子なども披露。珍しいチョコレートの原料「カカオニブス(砕いたカカオ豆)」と「カカオマス(カカオニブスに熱を加えてすりつぶしたもの)」の味わい体験を1日5回開く。

 注目は、鉢植えでの実付きカカオノキの展示。このカカオノキは鉢植えでの栽培が難しく、鉢植えの状態で人の手によって受粉から結実するものはめったに見られない。同館で行っている受粉作業や、鉢を温熱ヒーターで包み育てている話など、鉢植えで果実を付けた経緯などの裏話を披露するという。

 開館時間は10時~17時。月曜休館。入館料は500円(中学生以下と大阪市内の65歳以上は無料)。

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