京橋中央商店街に8月28日、カレー店「まめ柴カレー」(大阪市都島区東野田5、TEL 06-6922-4812)がオープンした。
もともと和食の料理人だった同店店長の坂口憲一さん。カレー好きが高じてカレー鍋店の経営に携わるも、好きなものを自分でも作りたいという思いから同店をオープン。坂口さん1人で店を切り盛りする。店舗面積は10坪、席数は13席。
独学で学んだというカレーは、ベースにカツオなど海鮮の和風だしを使う。そこに30種類以上のスパイス、モモ・バナナ・リンゴなどの果物、タマネギなどを入れ、毎日朝から煮込み始める。出来上がったルーはその後1週間寝かせ客に出す。海鮮のだしがほのかに香るマイルドなカレーになるという。
カレーに使う食材は全て自分の目で見て買ってくるという坂口さん。牛スジを5~6時間煮込んで作る「特製牛すじカレー」、「骨付きチキンカレー」(以上850円)に使う肉や果物などは商店街の専門店でその日一番いい素材を吟味してくるという。カレーのスパイスは実際にタイや中国まで行って買い付けてくるというこだわりぶりだ。
坂口さんは「これからも試行錯誤してルーを進化させていく予定。カレーの種類も増やしていこうと思っているのでぜひ食べにきてほしい」と話す。
営業時間は18時~22時。月曜定休。