大阪城北側を流れる第二寝屋川で8月7日、一夜限りの「天の川」を再現するイベント「平成OSAKA天の川伝説2012 8.7」が行われた。
4年前から大川で始まった同イベント。「2015年に大阪城天守閣が400年記念を迎えるのに合わせエリアを拡大してきたい」と7月7日に行われた大川に続き、今年初めて第二寝屋川での開催が決定。人々の願い事を託したLEDを光源とする光の球「いのり星」約5000個を一斉に放流し「天の川」を再現した。
19時の放流に合わせ集まり始めた観客。大阪城新橋や川岸には親子連れやカップル、海外からの客2500人以上が詰め掛け、写真を撮るなど青く輝く第二寝屋川の景色を楽しんでいた。
着水すると通電し青い光を放つ「いのり星」。船上から放流を楽しむ客も多かった。「いのり星にしっかり願いを込めた」と高槻から初めて同イベントに参加したカップル。西宮から来た家族は「7月に来られなかったので今回来られてよかった」とうれしそうに話した。子どもたちは「これどうやったら青く光るの?」と興味津々な様子で「いのり星」を手にしていた。
平成OSAKA天の川伝説実行委員会事務局の前久保さんは「あまりPRができなかったが、たくさんの方が集まってくれたのでよかった。今後は大阪の夏の風物詩となるようにもっと大規模なイベントにしていきたい」と語る。