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京橋のギャラリーで88歳男性が民芸展-世界各地のコレクション一堂に

展示する民芸品を手にする平田栄三郎さん

展示する民芸品を手にする平田栄三郎さん

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 大阪・都島のギャラリー「トーチカギャラリー」(大阪市都島区東野田4、TEL 06-6352-1717)で5月12日・13日、世界の民芸品を集めた「諸国民芸品と絵画・版画展-あなたのお部屋と食卓を美しく-」が開かれる。

トルコの水差しなど珍しい品が並ぶ

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 同展を開くのは都島在住の平田栄三郎さん(88)。会場は、今回が初イベントとなる京橋にオープンしたばかりの「トーチカギャラリー」。オーナーは1級建築士の桝田洋子さんで、実家のガレージを改装し、昨年末に完成させたばかり。同じ町内会で知り合いだった平田さんに出展を持ちかけ、今回の開催が決まった。

 もともと洋菓子業界で働いてきた平田さん。仕事の傍ら40年にわたり世界各地で民芸品を集めてきたという。民芸品収集は趣味だったが、現地で直接職人から買い付けてきたコレクションには貴重なものも多く、専門家から注目を集めるだけでなく自ら民芸品の研究活動も行ってきた。今回は220点を展示・販売する。

 民芸品の魅力は「手作りの美しさ」だと語る平田さん。トルコで使われていた皮の洋酒ビンやスペインの版画など、細かな細工が施された品が多い。沖縄など日本の陶器やつぼなども並ぶ。「今回はどれも比較的安い値段で販売する。とにかく民芸品を手に取ってもらい興味を持ってもらえれば」と平田さん。「会場では民芸品の解説もしたい」と意気込みを語る。

 開催時間は10時~17時。入場無料。

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