吉本興業の芸人らが3月15日から、京橋駅コンコースで東日本大震災の被災者への募金活動を行っている。
「自分たちに何かできることはないか」――大阪の京橋花月、難波グランド花月、東京の品川よしもとプリンスシアター、ヨシモト∞ホール、神保町花月の各所で現在、吉本興業の芸人らによる募金活動を行われている。
17日にも京橋駅コンコースには京橋花月から駆けつけた山崎邦正さん、須地裕雅さん、中川貴志さんら吉本興業の芸人らが募金箱やプラカードを手に道行く人らに声を張り上げ義援金を呼びかけていた。その熱気に引き寄せられるように、卒業式帰りの学生や仕事中のサラリーマン、主婦、子どもらが足を止め次々に募金に協力。通りがかった岡本さん親子も「私たちが直接持っていけないから、少しでも被災者の必要な物につながれば」と募金に協力。集まった義援金は日本赤十字社を通じて被災地に送られる。
ほかにも京橋駅前では都島地区ライオンズクラブの団体も献血や募金への協力を呼びかけている。同団体は17日まで、活動を続ける予定。