京橋グランシャトービル（大阪市都島区東野田町3）内のナイトクラブ「香蘭（こうらん）」で4月9日、フォークライブ「陽気にいこう」が開催された。主催は「京橋を元気に」をテーマに活動している京橋元気会。

京都を中心に活躍する「満月堂」オリジナル曲も披露した（関連画像）

　中高年世代に「人生、さあ～これから」と元気になってもらおうという思いを込めて企画された同ライブ。青春を謳歌（おうか）していた時代に流行していたフォークソングをバンドの生演奏で楽しむ内容。バンジョー演奏者で元・高石ともや＆ザ・ナターシャーセブンのメンバー・吉崎ひろしさんや「Breathe Sound」「満月堂」「Fitband」のほか、桜ノ宮高校の同級生で組んでいる「桜バンド」が出演した。

　当日は、中高年世代を中心に夫婦や家族、友人同士など約150人が会場を埋めた。京橋元気会世話人の新山さんが「これからが日本の建て直し。まずは私たちが元気でいないと」とあいさつしライブがスタート。「悲しくてやりきれない」「また君に恋してる」「人生の扉」「ジョニーへの伝言」などの曲が次々に演奏された。フィナーレでは全出演バンドがステージに立ち「陽気にいこう」を演奏、観客らと共に合唱した。

　夫婦で参加した児玉敏子さんは「子育て、介護を終えて久しぶりに楽しかった。またやってほしい」と満足顔で話した。女性4人で参加した藤原実加さん「懐かしかった。梅田、心斎橋ではなく京橋でこうしたイベントを開くのが新鮮で良かった」と笑顔で話していた。

　「京橋以外からもたくさんの人が来てくれたので、京橋がにぎやかになって良かった。中高年が元気になるバイブレーションを起こすのが京橋プロジェクト。これからもこうしたイベントを開いていきたい」と新山さん。