京橋グランシャトービル(大阪市都島区東野田町3)内のナイトクラブ「香蘭(こうらん)」で4月9日、フォークライブ「陽気にいこう」が開催される。主催は「京橋を元気に」をテーマに活動している京橋元気会。
中高年世代に「人生、さあ~これから」と元気になってもらおうという思いを込めて企画された同ライブ。青春を謳歌(おうか)していた時代に流行していたフォークソングを、オヤジバンドらの演奏とともに楽しむ。
「香蘭」の経営者が「京橋のためなら」と営業時間外に貸してくれることになった。同企画に協力している森由紀子さん(地域に活力クリエイティブファンド協議会代表社員)は「女性からするとキャバレーなんてそうそう足を踏み入れられない場所で、そのキャバレーに行けるとは(笑)。しかも昭和の良きレトロ感を感じさせる場所でイベントができるのは夢のよう」と話す。
出演バンドは、アメリカの弦楽器「パンジョー」の演奏者・作曲家の吉崎ひろしさんをはじめ、「フォークジャズ」というニュージャンルを確立した「Breathe Sound」、学生時代の仲間たちで結成している「Fitband」「満月堂」、高校時代の同級生が今回のために集結した「151A」。
「京橋にはいろいろなエレメントがある」と京橋元気会世話人の新山郁雄さん。「京橋駅を利用する人は1日60万人といわれポテンシャルが高い街だが、そのほとんどが駅から駅への乗り換えだけで終わってしまう。60万人は無理でも京橋の街で足を止めてもらえるように、これからもこうした活動を行っていきたい」とも。
開場12時30分、開演は13時。チケットは前売り・当日共1,500円(1ドリンク・懐かしの駄菓子付き)。前売り券は今月9日より、ラーメン店「ササラ」(東野田3)で販売している。当日券は会場で12時30分より若干数販売を予定。問い合わせ先は京橋元気会代表世話人の新山(にいやま)さん(TEL 090-8984-9997)まで。