大阪ビジネスパークのパナソニックセンター大阪(大阪市中央区城見2、TEL 06-6949-2111)コミュニティースペースで現在、中村征夫さんの写真展「大阪の海の生きものたちと沖縄の海」が開催されている。
パナソニックが取り組んでいる環境事業計画のテーマの一つである「生物多様性保全」への取り組みの一環として企画された同展。20歳のときから独学で水中写真を始め、国内外の海や自然、人々などを精力的に取材し、海の魅力と環境問題を伝え続けてきた写真家中村さんが、「大阪の海にたくましく生きる多くの生き物たち」「世界有数のサンゴ礁を誇る沖縄の海」をテーマに撮影した作品27点が並ぶ。
「ライフワークの東京湾と比べ大阪では、えっと思うほど珍しい魚に出会い、とても驚かされた。沖縄の美しい海とも比較しながら、じっくりと地元の海の姿をご覧いただければ」(中村さん)。
同展来場者からは、「関西の海の底でこんな風に暮らしている生物がいるのかと驚きと感動があった」「汚いだけの海だと思っていたのに大阪湾も捨てたもんじゃない」などのコメントが寄せられているという。
会場では写真のほか、東京湾と大阪の海の生き物を撮影した映像も上映している。開催時間は10時~18時。水曜休館。10月26日まで。