「京橋ひがし商店街」のゴスペルライブに200人-下町に響く歌声が好評

ライブの一番手となった「Wings Gospel Choir」。開始早々から大勢の観客が集まった。

ライブの一番手となった「Wings Gospel Choir」。開始早々から大勢の観客が集まった。

  • 0

  •  

 京橋ひがし商店街のメーンステージ「元気モン広場」で10月2日、「第2回元気が出る京橋ひがしミュージックコンサート・GOSPEL ON THE STREET」が開催された。

ギターの弾き語りでゴスペルのメッセージを送る福原タカヨシさん

[広告]

 昨年1回目を開催した同イベント。「おかげさまで昨年は多くの方に聴いていただき、今年も自信をもって開催することができた。昨年は2時間だったが、今回は3時間のステージにした」(主催のGEAR関恵嗣さん)。今年はいすを置くスペースが少なく、昨年の50席から20席に縮小したにもかかわらず約200人が集まりゴスペルに耳を傾けた。

 出演は、Wings Gospel Choir、EKKLESIA、ゆかり☆ゴスペル、福原タカヨシさん、吉村美穂&野田常喜さん、MAKI & Little Lilyの6組。「今年はソロやピアノ・ギターの弾き語り、クラシックなど、バラエティーに富んだ方々に出ていただいた。いろいろなゴスペルの形があることを伝えられたのでは」と関さん。

 観客からは、「ライブを見て教会に行ってみたいと思った」「ゴスペルに興味があったが今までちゅうちょしていた。ライブを見て自分も歌ってみたいと確信した」などの声が掛けられたという。ステージ周辺の飲食店スタッフも出演者と一緒に写真を撮るなどして商店街全体が盛り上がった。

 出演アーティストらは「ほぼ初めての経験だったが、不特定多数の人が聴いてくれるのも気持ちがいいもの」(吉村さん)、「あの場所でのライブ、いいですね。面白い。あのような形でゴスペルのメッセージが届いていくことが素晴らしい」(福原さん)などと話し、それぞれが商店街ライブならではの手応えを感じた様子がうかがえた。

 「聴いてくれる人々がいるならば、これからも商店街やショッピングモール内で開催できれば。今年のクリスマスも、場所は未定だがゴスペルライブを開く予定」(関さん)と、同所でのライブ経験を今後の活動につなげていくという。

京橋経済新聞VOTE

あなたのお住まいはどちらですか?

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース