京橋のメードカフェ&バー「☆一番☆チェリッシュ」（大阪市都島区東野田町3、TEL 06-6353-9043）が6月14日、2周年を迎えた。

　10～70代の幅広い男性客の人気を集める同店。在籍するメードは14人で、年齢は全員「永遠の17歳」。客とゲームで対戦したり、「萌えメニュー」のフードを手作りしたり、イベントを頻繁に開くなどして、いろんなかたちで楽しめるよう工夫されている。

　オープン当初からの店長・星依（せい）さんはメード歴約4年。数年前に流行した「電車男」を見て興味が沸き、友達と「ノリで」日本橋のメードカフェに足を踏み入れたのが最初のきっかけだったと話す。「この店はお客さんもオーナーもメードもみんなが友達みたいでアットホームなので、働いていてとても楽しい」（星依さん）。

　オーナーの伊東さんは京橋歴40年。サラリーマンをしながらも、現在のグランシャトーがまだ駅だったころから妻と京橋で喫茶店を営んでいた。サラリーマン定年後、同店を開業。「メードカフェは普通の喫茶店より変化があって面白い。晩年にこういうことができるとは充実している」（伊東さん）。伊東さんからすれば、メード達は孫の年。「毎日元気をもらっている。うちは本当にみんなの仲が良く、旅行に行ったりもする」。オープンから2年、同店を辞めるメードはまだ1人も出ていないという。

　ゴスロリ・学園・野球ユニホーム・アニメコスチュームなど頻繁に開催されるイベントも同店の特徴。「イベントの数でいうと、日本橋より多いのでは？一番人気のイベントは『体育の日』イベント。次は何をしようかと考えるのが楽しい」（同）とも。

　風俗店が多く立ち並ぶ京橋の地でメードカフェをしていると、困ったこともあると伊東さん。「風俗店と間違えて入ってきちゃう人も。そういうときは店長の星依ちゃんはじめメードたちが強気にシャットアウトする（笑）」とも。

　営業時間は13時～19時（カフェ）、19時～23時（バー）。