京橋のバーで「地元京橋ライブ」-オヤジダンス登場で大ウケの一幕も

5名で構成されるアカペラグループ「アプレ-ミディ」。リーダーのアッキーさん(右)には孫もいるという

5名で構成されるアカペラグループ「アプレ-ミディ」。リーダーのアッキーさん(右)には孫もいるという

  • 0

  •  

 京橋のバー「REFUGE 隠れ家」(大阪市城東区蒲生1、TEL 06-6931-0039)で6月25日、出演者と観客が超至近距離の「地元京橋ライブ」が行われた。

[広告]

 同ライブは京橋を中心に活動するアカペラグループ「アプレ-ミディ」が、他2組の別バンドとジョイントする内容。

 同日、ライブが始まると15坪の店内は、集まった観客ら約50人で階段まであふれた。最初に出演したのは、1月に結成されたボーカルとギターによるアコースティック・ソウル・ユニットの「TAKA&RYOTA」。「デスペラード」「ヒーロー」などを独特の甘い歌声で披露すると、観客らはアルコールを飲む手を止めて聴き入った。

 続いて、神戸のサンバチームであるダンスユニット「おやじボンバーwithFG」がハーフタイムショートして出演。ランニングTシャツにネクタイを締めた中年男性や頭髪の薄いスーツ姿の課長風男性が、メガネにひっつめ髪のオフィスガールとともに派手なパフォーマンスで踊り狂う姿が観客らに大ウケ。しっとりとしたムードが一変し、店内は笑いの渦に巻き込まれた。

 メーンとなるラストは「アプレミディ」。メンバーの江戸家源八さんが「皆さんも飲みましょう、飲みましょう」と、1曲終了ごとにビールを飲み干しながら歌い続ける姿が印象的。「東京キッド」に始まる7曲をメンバー5人の歌声のみで披露。ラブバラードの「シーサイド ランデブー」の際には「40超えたらバラードなんかこっ恥ずかしい」(源八さん)と言いながらも、しっとりと歌い上げ観客を魅了した。終了後、メンバーのマリコさんは「今日のライブは密着感が良かった。人との距離が近く、『とても京橋らしいライブ』だと思った」と振り返った。「アプレミディ」のライブ時にはよく顔を出すという観客の野崎さんも「(いつもながら)メンバーの皆さんの息がピッタリで感心」と笑顔をみせた。

 同店オーナーの沼さんは「当店はもともとライブやイベントができるよう作った店。今は月に一度のペースで何かしらやっている。今後もいろいろなイベントを仕込んで夜の京橋を盛り上げていきたい」と意欲をみせる。

京橋経済新聞VOTE

あなたのお住まいはどちらですか?

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース