「京橋」を巡る地元密着・新感覚の観光プログラム、今夏登場へ

商店街での立ち話も京橋の魅力(高橋健三さん=右)

商店街での立ち話も京橋の魅力(高橋健三さん=右)

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 8月22日から開催される「水都大阪2009」(実行委員会=大阪市中央区天満橋京町1)の主要な企画で、市民ガイドが大阪を案内する「クルーズ&ウォーク/OSAKA旅∞(おおさかたびめがね)」の準備が京橋エリアでも始まっている。

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 同企画は、まち歩きと船による川巡りを組み合わせた観光プログラムで、市内17エリア、19コースを設ける。いずれも「コテコテ」だけではない、「リアルな大阪」や「水の都大阪」の魅力を体験できる地元密着の新感覚のツアーが楽しめるという。

 4月25日から「大阪城」「天満橋」などの10エリアが、毎週土曜・日曜・祝日に「水都大阪2009」の開幕に先立ってスタートし、「京橋エリア」も7月のスタートを目指し、コースの選定などを進めている。

 京橋エリアの「エリアコーディネーター」として中心的な役割を果たしているのが、京橋居住歴45年という高橋健三さん(49)。企業のマーケティングに関するアドバイスなどを行う会社を経営する高橋さんは、得意分野を生かして地元大阪を元気づけたいと、上町台地周辺のまちづくりなどにもかかわってきた。

 今回も「この企画をきっかけに、キタ、ミナミに並ぶ『ヒガシ』として、自分のふるさとである京橋が定着してほしい」とエリアコーディネーターを引き受けた。「立ち飲み屋から花月まで、さまざまなものが混在していて、なおかつコンパクトにまとまっているので遊びやすい。幼いときから地元で暮らしているからこそ知っている魅力を伝えるツアーにしたい」と、「まちネタ」探しを続けている。

 今後はコースを確定し、観光客を案内する市民ガイド「エリアクルー」の研修も行う。高橋さん自身も、実際にガイド役を務めながら、京橋を売り出していく。

 「クルーズ&ウォーク/OSAKA旅∞(おおさかたびめがね)」は、各コース約2時間、参加費は2,980円から。4月25日から10コースがスタートし、8月までに全19コースがそろう予定。問い合わせ・申し込みはOSAKA旅∞(おおさかたびめがね)のホームページから。

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