無垢材を中心にオリジナル・オーダーメード家具を製作、販売するインテリアショップ「BRANDNEW FURNITURE(ブランニューファニチャー)」(大阪市都島区片町1、TEL 06-4800-2951)が4周年を迎え、家具と雑貨のカフェバー「片町カフェ」として1月にリニューアルオープンした。
オーナーの永田浩平さん(29)は「鶴見で不動産業を営む父親の仕事を手伝っていたので、身近だった」という京橋にブランニューファニチャーを開店。「不動産屋のリフォームではなく、洗練されたインテリアにこだわった店をと作ったが、4年間は谷あり谷ありで…(笑)。これからいろいろと展開していこうと思いリニューアルを決めた」と話す。「家具の良さは、ただ並べていても分からない。無垢材は特に使って初めてその良さが分かるし、反ったり割れたりといった悪い所も味わってほしい」とも。
カフェのコンセプトは「ぬくもり」。「もともとリフォームの仕事をしていたオーナーとスタッフが内装を手がけた」(同)という店内は、白とブラウンを基調にしたナチュラルテイストで、18坪の店内には1階にカウンター7席、テーブル6席、2階にソファ席8席を設け、「女性のカフェ利用がメーン」(同)。カフェで使っている家具や食器はオーダー販売も行い、店のテイストに合わせたナチュラルな雑貨(180円~)や「Fairy Cotton」ブランドの女性服(5,000~6,000円がメーン)も扱う。
「居心地や空気感を大切にしている。スタッフはカフェに本気で取り組んでいて、全員でコーヒーの研修を受けに行ったことも。雰囲気だけの店にしたくないので、味にはこだわっている」とスタッフの高橋卓志さん。「日本ホテルバーメンズ協会の会員で、日本に100人もいない『ベネンシアドール』の資格(長い『ひしゃく』を使ってシェリー酒を注ぐことができる)を持つマスターが作る、フレッシュな果物や野菜を使ったカクテル(800円~)がおすすめ。ノンアルコールのものを含めて、カクテルは常時500種類以上を用意する」とも。
手作りのデリシャスかりんとう(150円)や、パンとサラダがつく日替わりスープセット(700円)、パンかご飯が選べるハヤシライス(600円)、日替わりランチ(600~800円)のほか、夜はピザ(700円)やタコス(500円)、ガーリックチャパタ(400円)などの「人気が高い」(同)という。バータイムでも、キャンドルの明かりの中で、コーヒー(400円)やランチメニューを提供するほか、希望があればランチタイムでも酒を提供する。
「夜もカフェ利用が多く、ホテルでバーテンをやっていたマスターが酒を作りたがってウズウズしているので、ぜひお酒を飲みに来ていただければ」と永田さん。
営業時間は11時~24時。