京橋コムズガーデン(大阪市都島区東野田町2)地下2階イベント広場で12月23日、ゴスペルクワイアーによるステージイベント「コムズゴスペルナイト」が開催された。
同施設では、ゴスペルやアカペラなどの「歌」でクリスマスを表現するイベントを毎年開催している。18回目となる今年は、「A・muse 京橋 “YAMADA GOSPEL CHOIR”」「わく本初美 with ブーンアースクワイア」「THE EARTHBORN with de SEEDS」「Voice of Peace」の4組のグループがステージに立った。主に京橋周辺で活動をしている地元のクワイアーや、毎年常連のクワイアー、今年初出場のクワイアーなどさまざまなグループがステージを飾り、歌声でクリスマスムードを盛り上げた。
「みんなが知っているポピュラーなクリスマスソングを、それぞれのグループがいろんなアレンジで歌う。軽快でアップテンポなアレンジや、しっとりとしたアレンジなど、各グループのカラーを生かしたいろんなスタイルを楽しんでいただけると思う」とコムズガーデンイベント事務局の担当者。各グループが4~6曲を披露した。
フィナーレでは、出演者したグループのほぼ全員がステージに上がり、ジョン・レノンの「ハッピークリスマス」を大合唱、およそ100人の歌声が夜空に響き渡った。「4つのグループが集まって練習する時間が取れないので、実は本番前のリハーサルで音を合わせた。でも本番ならではのアレンジでみんなの気持ちが一緒になりすてきなハーモニーを届けることができたと思う。フィナーレに全員が集まって大合唱するのは今年が初めて」(同)。
この日は祝日ということもあり、多くの家族連れやカップルが立ち止まって歌声に耳を傾けた。会場は、イベントスペースに設置された長いすもすべて埋まるほどの盛況ぶりに。「クリスマスといえばゴスペル。これからも毎年、ゴスペルのハーモニーを楽しんでクリスマスムードを満喫していただきたい」(同)とも。