大阪観光局(大阪市中央区南船場4)で6月9日、今夏、大阪城公園で開催されるプール型アトラクション「大阪城ウォーターパークbyハウステンボス」の記者会見が行われた。主催はハウステンボス。
日本初 高さ10メートルから滑り降りる「ジャンピングスライダー」(関連画像)
同アトラクションは、同社が長崎のハウステンボス(長崎県佐世保市)で夏のメーンコンテンツとして展開している「水の王国」を今回初めて大阪に持ち込んだもの。
大阪城公園内の「太陽の広場」に設置するのは、7つのスライダーを備えた直径20メートルのプール3つに、長さ150メートルを一直線に滑り抜ける「ウォーターロングスライダー」、高さ約10メートルの巨大滑り台「ジャンピングスライダー」など。ロングスライダーはハウステンボスの2倍の4レーンを用意。ジャンピングスライダーは日本初と気合を入れる。涼しい夏を楽しんでもらおうと巨大なエアドームの中に人工雪を用意し雪合戦などで楽しめる「スノーパーク」も併設する。
同社は、2013年から2年にわたって大阪城天守閣に立体映像を投影する3Dプロジェクションマッピングのイベントで、大阪の「冬」イベントを展開してきた。社長の澤田秀雄さんは「冬の陣に続き、今回の夏の陣は水攻め。数億円かけて進めてきた事業。成功させるしかない」と意気込む。大阪観光局理事長の溝畑宏さんは「大阪の夏ならではのエンターテインメントにしていきたい」と話す。目標入場者数は30万人を見込む。
イベント期間中、会場で「世界のビール祭」(入場無料)も同時開催する。本場ベルギーやドイツのビールなど約40種類、ドイツの国際コンクール金賞を受賞したソーセージなどを用意する。
開催期間は7月16日~8月31日。営業時間は10時~18時(世界のビール祭は11時30分~21時)。