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京橋にアウトドアバル「ホテイヤロッジ」-BBQ「ビアカンチキン」主力に

肉汁があふれでるビアカンチキン

肉汁があふれでるビアカンチキン

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 京阪京橋駅高架下の「Kぶらっと」(大阪市城東区東野田1)に9月1日、アウトドアバル「Hoteiyalodge(ホテイヤロッジ)」がオープンした。

アメリカのBBQ料理「ビアカンチキン」

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 アメリカのバーベキュー料理「ビアカンチキン」(2,200円)を提供する同店。ビールを入れた缶を支柱に鶏1羽を丸ごと蒸し上げる豪快な料理を、オリジナルの製法で30分ほどかけてじっくりと蒸し焼きにする。ニンニクなどに一日漬け込んだ肉は、蒸し焼きにすることで水分とうま味が凝縮。ビールに含まれるアルコールが全体にしみ渡り、肉はどの部位も柔らかくなるという。蒸し上げる時に出る大量の肉汁を逃がさないように受け皿があり、添えられたジャガイモに肉のうま味を吸わせ肉を余すことなく楽しめるようにした。アメリカでよく食べられるというピリ辛の「オイスター&シラチャーソース」と、ブラジルで人気のさっぱりした「レッドビネガーソース」の2種類のソースをつける。

 客の稲木孝次さん(26)は「ボリュームが多く、みんなでシェアできるのでいろいろな味が楽しめる」と話す。

 ロッジをイメージした同店の店舗面積は40坪。2階席を合わせて50席を用意する。「料理を囲んで今日の出来事や明日の予定を話し合う。そんな空間になればと思い店を出した」と店主の西尾直樹さん(32)。東住吉区の駒川商店街で、「カツサンド」で知られる「ホテイヤ喫茶」を経営している。ソースにかつお節を使っている同メニューは、今回オープンした同店でもランチなどで提供する。

 店内を明るく彩る酒瓶は、同店のオリジナルカクテル「インフュージョンカクテル」(500円)。ウオツカにかんきつ系のフルーツを漬け込んだもの。余分なものを排除することで、フルーツが持つ自然の甘みがしみ出すという。好みに合わせてソーダやトニックで楽しむ。

 「素材を生かして無駄なく使うアウトドア料理を通じて、食と自然の関係を深く考えてもらえれば」と西尾さん。

 営業時間は11時30分~23時30分。

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