大阪の天満・天神橋・中崎町・京橋エリアで2月21日~23日、食べ歩きバルイベント「一食即発」が開催される。
参加者は初めに500円の缶バッジを購入。そのバッジを着けていれば、参加各店で500円または300円で「バルメニュー」として設定されたイベント限定メニューや、通常1,000円~2,000円の店のメニューが提供される仕組み。
6回目となる同イベント。もともと天満で始まった小さなイベントだったが回を重ねるごとに規模を拡大し、今回の参加店はエリア全域で161店に。京橋エリアは前回からの参加。きっかけは、同エリア実行委員代表を務める池田剛介さん(33)と天満エリア代表の小森智博さんが以前から交流があったことから。ユーストリーム配信「京橋TV」のスタッフとして活動していた池田さんに小森さんが京橋の参加を持ち掛け、池田さんが「ウエストストリート京橋商店街」会長の玉置紘一さんに相談し参加が決まった。
京橋は東西で雰囲気が異なる街。近年、若者受けする飲食店や美容室が増え続ける西側に対し、東側は昔ながらの下町情緒が広がる。前回は西エリアのみ21店の参加だったが、その盛り上がりを見て東エリアからも参加したいという声が上がり、今回は東西につながった拡大エリアで実施。参加店舗数も40店に増えた。
京橋エリアでは初の音楽イベント「一食即発スペシャルライブ」も同時開催。池田さんは、地域活動をしている中で多くのライブバーやライブができる店を発見し「京橋は音楽の街や」と感じたという。「天満イベントの1エリアとしてではなく、店舗数は違えど肩を並べるくらいの京橋主体イベントを開きたい」と思っていたところ、ライブハウス「ism」(大阪市都島区東野田町1)代表の小阪真太郎さん(37)が賛同し、ライブの運営を引き受けてくれた。ライブは京橋東商店街中央広場ステージで行う。
「ただ食べに来るだけじゃなく音楽にも触れてもらいたい」と池田さん。「京橋はいい店がたくさんあるのでこの機会に来てほしい」とも。
参加店の営業時間などの詳細はホームページで確認できる。