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京橋の地元商店主公認「路上ステージ」半年迎える-京橋を音楽の街に

「エイトストリート」の様子

「エイトストリート」の様子

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 ダイエー京橋専門店街の商店主公認の路上ステージ「京橋エイトストリート」が開始から半年を迎え、盛り上がりを見せている。

ステージの様子

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 同イベントは、ダイエー京橋店と京阪・京橋駅とを結ぶ通路で昨年11月に始まったもの。「警察の取り締まりが厳しくなり、路上ライブができなくなったミュージシャンをどうにか助けたい」と、京橋のライブハウス「ism」(大阪市都島区片町2)を経営する小阪真太郎さんが「気兼ねせずにライブができる場所」を探していたところ、ダイエー京橋専門店街の店主会がその思いに賛同。「客足が少なくなる水曜にどうにか集客できないか」と策を考えていたこともあり、同店の敷地である同所を提供し、毎週水曜(第3水曜を除く)の16時~20時に行うことになった。

 ステージには、毎回ロックバンドやアイドルグループなど2~3組が出演。1組30分の持ち時間で2回ずつ演奏する。半年を迎えた5月1日も、多くの通行人が足を止め演奏に聴き入っていた。中にはアーティストのブログの告知を見て駆け付けたファンも。京都から来た女性2人組は「好きな音楽が無料で見られるし、買い物もできるのでとてもいい」と笑顔を見せる。出演した「LAILHA(ライラ)」のボーカルaiさんは「路上ができないので、こういう場所があるのはありがたい。一般の人に聴いてもらえるチャンスにもなる。今日は何人か女の子が見てくれてすごくうれしかった」と話す。

 「エイトストリート」の名前の由来は、同専門店街の道の幅が8メートルということと、難波にあるライブハウス「なんばHatch(ハッチ)」から取ったもの。店主会副会長の藤田美臣さんは「最近はいろいろなミュージシャンから『出演したい』とオファーをもらう。ここで経験を積んで、いずれはなんばハッチのような大きなライブハウスで演奏するようなミュージシャンになってもらえれば」と、イベントへの思いを語る。

 同イベントに合わせ、専門店街では割引販売や割引チケットの配布なども行い、客足も少しずつ増えてきたという。

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