京橋で11月10日・11日、京阪京橋商店街を中心としたエリアの飲食店を食べ歩く「京橋ええとこバル」が開催される。
同商店街は飲食店でテナントのほぼ100パーセントが埋まっている珍しい商店街で、1969(昭和44)年からと歴史も古いのが特徴。「この特徴を生かしたイベントがしたい」と、商店街振興組合の青年部がバルイベントを企画し、今年3月に続き2回目の開催となる。
今回の参加店舗は30店。「鳥せい」や「大同門」など歴史のある店やアメリカンスタイリッシュダイニングバーの「PACHA(パチャ)」など1年以内にオープンした店まで和洋中さまざまなジャンルの店がそろう。バル参加には、参加バッジ(500円)を購入。バル当日に店で見せると各店がバル参加者だけに用意するバルメニューを500円で食べられる。主催者代表の堂後康さんは「枚数が決められているチケット制とは違って、バッジ1つ持って好きなだけ店を回れる。1軒行けば元が取れる自慢のメニューばかりなので、たくさんの店を回ってほしい」と呼び掛ける。
当日はスタンプラリーも行い3店分のスタンプをためると空くじ無しの抽選会に参加できるほか、大道芸人のパフォーマンスも用意。「バル」がスペイン語からきていることから街中を演奏しながら巡るスペイン伝統文化の一つ「トゥナ」も開催。5組のミュージシャンが参加予定。
堂後さんは「古き良き商店街のアットホームな雰囲気を味わってほしい。若い人にもたくさん来てもらって商店街の楽しさを体験してもらえれば」と話す。
参加バッジは各参加店舗で購入できる。前売り・当日、いずれも500円。