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京橋に体に優しいカフェ「Chien」-有機野菜使った「ロー」ジュースも

「Chien」のスタッフ笠井さん(左)と福島さん(右)

「Chien」のスタッフ笠井さん(左)と福島さん(右)

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 京橋に8月16日、「体にいいもの」をコンセプトにしたカフェ「Chien(シアン)」(大阪市都島区片町2、TEL 06-6354-2388)がオープンした。

「有機野菜ランチ」(1,000円)

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 店主の福島まなむさん、店長の笠井博之さんの夫婦2人で営む同カフェ。もともとアパレル関係で働いていた福島さんが体調を崩したのをきっかけに、「体にいいものをたくさんの人に食べてもらいたい」と、持っていた調理師免許の資格を生かし開いた。

 「街中なのに静かな雰囲気がよかった。店の前に川が流れていて四季を楽しめる」と話す店の内装は福島さんがデザインしたものを笠井さんが手作り。店舗面積は10坪、席数は14席。

 料理は全て体に優しい食材を使う。野菜は、肥料を全く使わない自然農法などで作られた有機野菜を使用。「有機野菜ランチ」(1,000円)では前菜やメーンの豆腐ハンバーグに添えるほか、食前に野菜の酵素を壊さずジュースにした「プチロージュース」を提供。砂糖を一切使わないが甘くトロっとした食感が特徴で「酵素が生きているので消化を助けてくれる」と福島さん。単品では小松菜をメーンにした「生ロージュース」(550円)なども用意する。

 米やパンにもこだわる。米は「美しくなるお米」といわれる「健脳玄米」を使用。普通の玄米に比べギャバが10倍多く含まれているといい、リラックス効果やデトックス効果があるという。パンは2人が行きつけだった旭区のパン店「パンの郷 実り」(大阪市旭区新森2、TEL 06-6953-5521)の天然酵母パンを置く。毎朝出来立てのパンが届き、店頭で販売するほか、店内で作るベーグルサンドなどに使う。「いつの間に出来たの。また宣伝しときます」と取材中にもパンを買いにくる客が見られた。

 夜は有機ビールやオーガニックワインなど酒類も提供。福島さんは「野菜と体にいい食材を使って、ドレッシングやソースまで全て手作りしている。食べて内面からきれいに健康になってほしい。気軽に来てください」と呼び掛ける。

 営業時間は10時~22時(土曜は夜・予約のみ)。日曜・祝日定休。

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