大阪・城東区は現在、来年2月に開催する「城東区第九演奏会」の合唱参加者を募集している。
今回で6回目となる同演奏会。大阪市24区内で進められているまちづくりプロジェクト「未来わがまち会議」の一環で、城東区の芸術部会が企画。第九にはドイツの詩人シラーが書いた「世界のあらゆる人はみな兄弟」というくだりがあり、同区でも「仕事や地域、国などを越え、さまざまな人が関わり合う楽しい街にして世界の平和を願っていこう」という思いを込めた。
募集するのは、原則区民や在勤在学者、同区にゆかりのある人だが、「希望があればどなたでも。目指すは1000人」と担当の飯塚さん。9月8日から月4回、城東区民ホールなどで練習会を開き、来年2月24日に大阪信愛女学院で開かれる本番に向け練習を重ねる。指導するのは「サントリー1万人の第九」の指導者でもある木村俊明さん。第4楽章のみを歌われることも多い第九だが、同演奏会では第1楽章から第4楽章まで全て歌うという。飯塚さんは「自分の歌の能力に合わせて練習に参加してもらえれば。本格的な第九演奏会なので、試してみたい方はぜひ」と呼び掛ける。
応募は随時受け付ける。練習会参加費は、月額2,000円(高校生以下=1,000円、小学生無料)。ホームページまたは城東区役所・城東区民ホールに設置する申込用紙で参加を受け付ける。問い合わせは、城東区民ホール(大阪市城東区中央1、TEL 06-6932-2000)まで。