大阪・天満橋の「川の駅はちけんや」内(大阪市中央区北浜東1)で8月7日、「天下の台所・八軒家浜市」が行われ、終日大勢の来場客でにぎわった。
大阪の水辺の憩いのスポットとなりつつある「川の駅はちけんや」
会場となったのは、先月24日にオープンしたばかりの情報発信スペース「にぎわいXing(クロッシング)」。会場にはツバス、サワラ、アワビなど、水揚げされたばかりの新鮮な魚のほか、にぎりずしや海鮮ちらし、水産物、カフェなどの出店が立ち並び、10時から行われた生・本マグロの解体ショーには行列ができるほど大勢の人が詰めかけた。
寝屋川市から訪れた森明美さん(68)、美和さん(34)親子は「ここでこんな新鮮な魚が買えるとは思わなかった」と、にぎりずしやちらしを両手いっぱいに持ち帰った。
当日はさらにウオーキンググループが出発したり、「浜市うまいもんクルーズ」と題した周遊船が就航したりとにぎわいを見せた八軒家。「にぎわいXing」管理運営事務局の岸田俊徳さんは「大勢の人に来てもらい、川辺の活性化の可能性を実感した。商売や採算を越えて水辺をにぎやかにしていこうという気持ちを大阪の人たちに伝えたい」と今後の意気込みを語る。
八軒家浜市は今後も毎月第1日曜日に開催していく予定。