大阪城公園、毛馬桜ノ宮公園、造幣局周辺など「大阪の桜の名所」が集まる京橋エリアで、ソメイヨシノなどの品種が今週末にも見頃を迎える。
日本気象協会が4月6日に発表した大阪桜情報(ソメイヨシノ)によると、3月31日に開花、4月7日に満開とほぼ例年並みとなった。
約4,300本もの桜がある大阪城公園では、西の丸庭園内のソメイヨシノをメーンに毎年多くの花見客が殺到する。同公園ではこれまで禁止としていたバーベーキューを試験的に3月26日から5月8日までの間、東外濠東側の指定区域内で許可している。
全長4.2キロの河川敷を利用した毛馬桜ノ宮公園も、大阪の桜の名所として毎年多くの人が訪れる。約4,800本の桜並木が川沿いを華やかに彩り、満開期1週間には露店も出る。「御舟かもめ」をはじめ桜シーズンに大川をクルーズする客船なども運航され、「川から花見」を楽しむこともできる。
128品種、352本の桜が咲き誇る造幣局では、一般客に公開する恒例の「桜の通り抜け」を14日~20日に予定している。今年は開園時間を10時~17時と4時間短縮して行う(土日は9時から)。
今年は、東日本大震災を受け大阪城西の丸庭園や造幣局、毛馬桜ノ宮公園をはじめとする市内各公園で夜桜のライトアップを中止している。