大阪城で「太閤の足湯」イベント-天守閣復興80周年イベント幕開けで

大阪城小天守台にある「太閤の足湯」

大阪城小天守台にある「太閤の足湯」

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 今年復興から80周年を迎える大阪城天守閣を祝うイベントの幕開けとして1月2日~5日、「有馬温泉の名湯・金泉の足湯」が開かれ、多くの人でにぎわった。

今年復興80周年を迎える大阪城天守閣

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 現在の天守閣は、市民らの寄付金などで1931(昭和6)年11月に竣工したもの。豊臣時代、徳川時代のものに次いで3代目の天守閣で、資料が乏しい中、「大坂夏の陣図屏風(びょうぶ)」をより所に設計。1997年の大改修で一新され、80周年を迎える現在の姿になっている。

 大阪城城主の豊臣秀吉が幾度となく訪れ、戦で疲れた心身を癒やした場として有名な「有馬温泉・太閤の湯」(神戸市北区)の湯を足湯として提供する同イベント。例年2日間の迎春イベントとして親しまれているが、今年は「大阪城天守閣復興80周年記念イヤー」のために用意されているさまざまなイベントの幕開けとの位置付けから4日間に延長して開いた。

 天守閣に入館すると無料で源泉100%の名湯を楽しめるとあり、小天守台に用意された足湯には入れ代わり立ち代わり入館者が訪れ、冷えた足を温めていった。

 会期中は甘酒の振る舞いや、大阪市中央区のマスコットキャラクター「ゆめまるくん」が伝統和芸のパフォーマンスと一緒に登場するなどの催しや、4,000人の愛のメッセージカードで巨大な大阪城の絵を完成させる参加型アートプロジェクト「LOVE BIT」なども繰り広げられた。

 天守閣の開館時間は、9時~17時(入館は16時30分まで)。入館料は、大人=600円、中学生以下無料。

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