京橋花月(大阪市都島区東野田町1)が7月1日に公演体系をリニューアルし、同17日、JR京橋駅でこれを知らせるゲリラキャンペーンを行った。
同日京橋駅に突然現れたのは、吉本芸人の夫婦音曲漫才コンビ「おしどり」。お決まりの針金・アコーディオンを手に芸を披露しながら、「京橋花月が新しくなりましたー」と道行く人の足を止めてPRした。
リニューアルでは、これまで漫才・落語・吉本新喜劇を併せた公演を昼夜2回行ってきたが、今回のリニューアルでは公演内容を細分化して1日5回に増やした。ベテラン芸人の漫才・落語の「特選花月I部」、「吉本新喜劇」、若手・中堅芸人の漫才・コント「特選花月II部」、30分1本勝負の「ワンコインライブ」、「M-1」「R-1」「キングオブコント」でチャンピオンを目指す芸人らが出演する1時間ライブの「1H LIVE」など新スタイルの舞台を展開している。
キャンペーンはJR京橋駅とコラボし、ICOKA決済で京橋花月のチケットを購入すると100円割引くサービスも。同日、JR京橋駅職員の佐々井さんデザインイラストのキャンペーンティッシュも社員らが通行人に配布した。
「日々のストレスがなくなるような、『メンタルトレーニングジム』として京橋花月に足を運んでもらえればうれしい」とおしどりのマコさん。同劇場の浦上支配人は「地元・京橋の人に愛されるよう、地域密着でやっていきたい」と話す。