藤田観光が展開する婚礼式場「太閤園」(大阪市都島区網島町9、TEL 06-6356-1110)は7月から、陶芸教室を開講する。
会場となるのは園内にある、かつて旧藤田伝三郎男爵の美術品を保有していた築約100年の「蔵」。講師は2002年の「陶芸財団展」入選をはじめ、「抹茶茶碗コンテスト」「めし碗グランプリ展」入選などの経歴を持ち、個展開催など精力的に作陶活動を行っている田尻学さんが務める。
園内には電気釜も新設し、釉薬(ゆうやく)つけから素焼き、本焼きまでと、作品の完成までを本格的に体験できる。作品がそろってきた段階で作品展開催も予定するという。
同園企画販売課の上田裕三さんは「最近、希薄になったと感じられる『きずな』を深めるお手伝いが太閤園として何かできないかという思いから陶芸教室を企画した。陶芸教室を通して新たな出会いの場を提供できれば。ここで気の合う仲間をたくさん作っていただければうれしい」と話す。
同教室は作陶活動とともに、毎回レストランでの食事が付く。「作陶した作品にシェフが盛り付けて料理を提供するなど、太閤園ならではのお楽しみも用意している」とも。食事場所は和食「割烹瓢箪」・フレンチ「リュクセレ」から選べる。
開催は月2回。入会金=1万500円。月会費=1万500円(食事代込み)。詳細はホームページで確認できる。