大阪・蒲生のお好み焼き店「おわらい焼屋」(大阪市城東区今福西1、TEL 06-6935-1787)が2月14日で1周年を迎える。
古い民家を改修し、店舗として再生した同店。店舗面積は約30坪で、1階(カウンター・テーブル)・2階(掘りごたつ)合わせて46席を設ける。民家の柱を一部そのまま残した内装は、木の温もりを感じる懐かしい雰囲気が特徴。
「蒲生名物」といえる同店の目玉は「おわらい焼」(150円)。通常のお好み焼きより一回り小さい薄生地にキャベツ・天かす・卵・紅ショウガを盛り込み、ソース・マヨネーズで味付ける。大阪人ならいや応なく懐かしさを感じてしまう「粉もんキャベツ×ソース」の甘みのある味わいが特徴。
「150円」という低価格とテークアウト販売も可能という気軽さがウケて、かいわいの小学生から高齢者まで幅広い層から親しまれている。城東・鶴見・中央区の少年野球チーム「大阪東ジャガーズ」監督も務めるオーナーの泉一さんは、大阪の下町・今里出身。「野球練習後の子どもたちに食べさせたくて、自分が小さいころの思い出のままに安くておいしい粉もんを考えた」と話す。
おわらい焼に次いで注文が多いのは、お好み焼きの「ミックス玉」(950円)、ガーリック塩を使用した「塩焼そば(800円)。「ホルモン焼そば」(900円)、トマトソースの「イタリアン焼そば」(700円)などの新メニューも用意する。そのほか、1年中提供する「おでん」(100円~)、「串カツ」(100円~)、鶏がらベースのみそ仕込み「野菜鍋」(1人前550円)、1品料理などを豊富にそろえている。
「一体何屋さんやねん?と突っ込まれるが、いろんな人のニーズに合わせたくて(笑)」と泉一さんはこわもてを崩して笑う。
今月12日~14日は、1周年記念で「おわらい焼」を100円に、各お好み焼き・焼きそばを200円引きに、生ビールを180円で提供する。
営業時間は、平日=11時~15時・17時~23時、土曜・日曜=11時~24時。