大阪城ホール(大阪市中央区大阪城3、TEL 06-6941-0345)は10月18日、開場以来これまでの総入場者数が4,000万人を突破した。
同ホールは1983年に総開総工費106億円をかけて建設。ドームコンサートなど大規模施設でのイベントが増える中、ペースを変えず入場者数を伸ばし24年目となる今年4,000万人来場を達成した。
10月16日に開催された吉井和哉さんのコンサートで残り1,558人となった同ホールでは、2日後の18日に行われる「ゆず」のコンサートで確実に突破すると見込み、17時30分の開場に合わせて北玄関改札口で入場カウントを開始。予想通り18時ごろ4,000万人目の来場者が入場した。
記念すべき4,000万人目となったのは枚方市在住の東美沙さん。その場で花束を受け取り、記念パネルの前まで案内され達成記念セレモニーを行った。「お母さんと来ました」という東さんは「初めて大阪城ホールに来ました。まさか私になるとは」と驚きを隠せない様子。同ホールの藤澤理事長から記念品として「ゆず」のサイン色紙と最新のCDアルバム、4,000万人達成記念のデザインが施されたiPod nano、大阪城ホール特製CDケースが贈られた。
これまでの周期をみると約6年ごとに10万人ずつ突破している入場者数。次回は2013年に5,000万人突破の期待がかかる。