大阪・水辺の新スポットである八軒家浜の全面オープンを記念し、「水都大阪2009」で好評を得た巨大アート「ラバーダック」と「リバーサイドカフェ」が12月12日から再登場した。再登場は、冬の風物詩イベント「OSAKA 光のルネサンス」「御堂筋イルミネーション」開催に合わせたもの。
その巨大さ、愛らしさで人々を魅了し、「水都大阪2009」会期中、八軒家浜の名物キャラクターとなっていたラバーダック。ラバーダックはオランダの若手アーティスト、F・ホフマンさんの作品。コンセプトは「政治的意味合いで分割される国境などこの世に存在しないことを知っているアヒル」で、ほのぼのとした癒しの特性を持ち、あらゆる世代に親しみやすく、その魅力を振りまいている。
14日夕方も、平日にもかかわらずラバーダックを一目見ようと多くの人が浜を訪れ撮影していた。以前とは設置の向きを変え、角度によってはラバーダックが人々をのぞきこむように対面する。「かわいい」という声が多い中、中には対面時、迫力負けして「なんか怖い」という声も。カメラ友達と訪れたという城東区の岩津さんは「ラバーダックは大きさといい、ユニークさといい、非常に珍しいもの。八軒家浜は梅田や京橋からよく歩いて来るが、整備されて本当にきれいになった」と話していた。
期間中は同浜全体をライトアップ。動物の光のオブジェやクリスマスツリーなども登場し、雰囲気を盛り上げている。リバーサイドカフェには飲食店販売とアヒルグッズ販売のケータリングカーも登場。13日~15日は「熊野古道ゆかりのうまいもん市」も開催する。
点灯時間は17時~22時。今月25日まで。