NTT西日本(大阪市中央区馬場町3)は現在、「第7回 NTT西日本コミュニケーション大賞」として、涙や感動を誘う「ちょっといい話」を募集している。
電話やブロードバンドでの通信にまつわる体験エピソード、活用アイデアなどを100文字以上2000文字以内で募集する。審査員は、作家の重松清さん、歌手・音楽プロデューサーのつんく♂さん、アナウンサーの中井美穂さん。
募集に関連して、脳生理学者で、「涙」研究の第一人者である東邦大学医学部の有田秀穂教授の監修の下、全国の10~70代の男女700人を対象に「涙ニーズと涙の効果」に関する生活者意識調査を実施した。
調査結果から、多くの人がエンターテインメント作品に「感動の涙」を求めており、涙を流すことでスッキリしたりリラックスしたりする「心のリフレッシュ効果」を実感していることがわかったという。さらに、涙を流すことは「自分にとって必要な行為」であり、人前で涙を流すことには抵抗がなく、泣きたい時は我慢しないという意識も見られるなど、涙を流すことをポジティブにとらえている人が多いという結果になった。
PR事務局の担当者は「公式サイト上に、これまでの受賞作品を朗読コンテンツとして多数公開している。感動作品を読み、朗読を聴いていただき、自らの体験談を新たな感動作品として応募していただければ」と話す。
応募対象は、西日本エリア(富山県、岐阜県、静岡県以西の30府県)在住の一般と団体。作品募集は来年1月19日まで。