京橋に10月7日、「足と靴の店 ポディア 大阪・京橋店」(大阪市都島区東野田町3、TEL 06-6353-3145)がオープンした。同店は紳士・婦人靴の製造・販売などを手がけるパラマウント・ワーカーズ・コープ(東京都足立区)の直営店で、東京、神奈川に続く3店舗目。
外反母趾(ぼし)、偏平(へんぺい)足、むくみ、たこ、魚の目など足のトラブルが年々増え続けている現代。その原因の多くはアーチの崩れで、合わない靴を履き続けることで全身のバランスを崩し、ひざ痛や腰痛の原因にもなるという。同店では一人ひとりに合った靴作り、靴選びを行うのが特徴。
商品は、多様な足に対応する5タイプの靴幅で展開。「意外に知られていないが、靴幅は靴選びでとても大事。長さ・幅ときっちりとフィットする靴を履くことで歩きやすくなったり、さまざまな足のトラブルを解消することができる」(店長の岡田理子さん)という。デザインやカラーはいつの時代にも愛されるオーソドックスなものをそろえる。
同店の靴選びは足と全身のチェックを行い、足の問題点を把握することから始まる。その後両足の足圧分布を測定し、左右の足のサイズ測定、試し履き、歩行チェックという流れで行う。所要時間は約20分で、オーダーメードインソールを作ることもできる(7,875円~)。
以前から「関西にも店を開いてほしい」という声が多かったという同店。同社の関西代理店が京橋の近くにあったことと、交通便の良さから京橋でのオープンを決めたという。客層は「以前からの愛用者と新規が半々。ご夫婦で来られる方もチラホラ」だという。
「畳の国・日本の靴事情はまだまだ。靴による快適さを知らない人が多い」と日々実感しているという岡田さん。「ちょっとしたことでラクなったり痛さから解放されたりするのでぜひ一度相談に来てほしい」とも。
営業時間は10時~19時。火曜定休。予約優先制。