笑いと涙の舞台「流れ星」-ファン待望の再演、シアターBRAVA!で

東京公演での動員数は約一万人。「夫に優しくしようと思った」「夫婦仲がよくなった」と見終わった感想を述べる人が多い

東京公演での動員数は約一万人。「夫に優しくしようと思った」「夫婦仲がよくなった」と見終わった感想を述べる人が多い

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 イオン化粧品シアターBRAVA!(大阪市中央区城見1)で9月30日から、劇団「東京セレソンデラックス」の舞台「流れ星」が上演される。

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 「流れ星」は2006年に東京で上演し、好評を博した作品。大阪では、当初予定していた「そごう劇場」での再演が8月の閉店により一時白紙状態になった後の公演とあり、ファン待望の再演開催として注目を集めている。

 演出・脚本・メーンキャストを担当するのは、ドラマ「花より男子」、自身の舞台がドラマ化された「歌姫」などを手がけた脚本家の宅間孝行さん。ほかキャストには、もともと宅間さんの大ファンで「ノーギャラでもいいから出演したい」と申し出、2006年にも出演したうつみ宮土理さんをはじめ、山田まりやさん、永田恵悟さん、越村友一さんなど個性あふれる顔ぶれがそろう。

 舞台のテーマは夫婦愛。ストーリーは、熟年離婚を考えていた妻・夏子(うつみ宮土理さん)が、夫の死をきっかけにある人物と出会い、結婚前の過去へタイムスリップし、当時好きだった人と人生のやり直しにトライするというもの。笑いの要素を仕込みつつも、涙を誘う巧妙な仕掛けが特徴。ハンカチ片手に観劇する人の姿も多いという。

 先立って開催された東京上演の感想を「いろんな意味で、今まで見てきた舞台の域を超えている。見終わった後、人にやさしくなれる」と話す観客の一人・手塚さんは札幌在住だが、今回の大阪公演最終日に飛行機で訪れるという。プロデューサーの緒方宣文さんは「温かい気持ちになっていただける作品なので、ご家族や恋人など、大切な人とぜひ見にきてほしい」と呼びかけている。

 公演は9月30日から10月4日まで。詳細はホームページで確認できる。

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