水都大阪2009実行委員会（大阪市中央区天満橋京町1）は5月26日～29日、市民参加プログラム「水辺の社会実験」の参加者交流会を開いた。

　「水辺の社会実験」は9月19日～23日、中之島公園、八軒家浜を中心に、川と水辺空間の新しい楽しみ方や水辺を活性化する企画を市民から募集し、主体的に取り組み実施するプログラム。現在43団体の企画がほぼ決定しており、実現に向けて動き出している。

　28日の交流会に集まった団体は9団体。水辺で人形劇を行う「大阪市人形劇連合会」、琴の演奏をメーンに来場者と童謡などを歌い上げる「天つ風」、三味線、やぐら太鼓とともに現在大阪に残っている民謡を発表する「日本民謡 隆勢会」、和太鼓のワークショップを行うNPO法人「雅夢」など。

　各団体の実施概要報告の後、「雨天時はどうなるのか」「参加来場者とは事前にアポイントをとっておく必要があるか」など、それぞれに意見を出し合い疑問点を整理した。中でも、各団体の頭を特に悩ませたのが「宣伝」。「どうやって個々のプラグラムを来場者に告知できるか」が今後の課題となった。

　企画担当・市民参加事業の塩山さんは今回の交流会を通し、「市民の方々の熱い思い、実行力があれば、必ず大成功になると信じている」と開催に向けて意気込んだ。