着物姿の女性60人、大阪城で観梅-外出機会設け和装楽しむ

恒例のジャンプ写真。「いつまでジャンプ写真が撮れるか。体力の限界まで跳びたい」と宮田理事長

恒例のジャンプ写真。「いつまでジャンプ写真が撮れるか。体力の限界まで跳びたい」と宮田理事長

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 NPO法人「新日本和道振興会」(京都市下京区)は3月1日、着物姿で大阪城に出かけ、観梅を楽しむ「千人梅見の会」を開催した。

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 同日、大阪城公園に集まった参加者は約60人の着物姿の女性。噴水前で集合した後、写真撮影や梅にちなんだゲームをするなどして楽しんだ。

 5回目となる同イベント。開催のきっかけについて同会理事長の宮田泰代さんは「数年前に着物で大阪城公園に梅を見に来たときに、多くのアマチュアカメラマンに撮影されたり話しかけられるなどして注目された。その時に『もっと大勢で着たら楽しいだろうな』と思ったことと、せっかく着付けを習っても、実際に着て出かけないと着こなしや所作が身に付かないので、お出かけの機会を作りたいと思ったから」と話す。

 「毎年恒例」(宮田さん)という「ジャンプ写真」撮影時には、多数のアマチュアカメラマンが集まり、休日の大阪城を華やかに彩る参加者らを撮影した。

 2回目の参加だという大阪市在住の20代女性は「知らないうちにいろいろな人に写真を撮られるので気が抜けなかったけど、『私ってきれい?』という気分になって楽しかった。もっと着物が似合うようになりたい」と笑顔を見せる。

 「こうした機会を通し、ただ着物を着られるようになるだけではなく、季節を感じたり伝統を知ったりするなど日本の文化も身に付けてもらえたら。今後も『着物でお出かけイベント』としていろいろな企画を立てていきたい」(宮田さん)とも。

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