ギャラリーセンティニアル(大阪市中央区大手通1、TEL 06-6943-4060)で現在、カエルをテーマにしたポスター展「kaeru展」が開催されている。
同ギャラリーは、宮城県仙台市のオンラインポスターショップ「awesome!(オーサム)」を運営するデザイン事務所「フロッグスデザイン」(宮城県仙台市)が企画。同サイトに登録するクリエーター22人が、カエルという言葉からインスピレーションを受けてオリジナルに描き下ろした多彩な作風のポスターを紹介する。
「このようなグループ展は3回目。今までは投稿作品から1点ずつ展示していたが、それよりも何かのテーマがあって描いたら楽しいのではと思った。そんな中、カエルのかわいらしさが好きだという人が多かったり、カエルをモチーフにしたものをよく見かけたりと、私自身カエルが気になっていたのでこの企画に至った」と同社社長の庄司みゆきさん。「わざわざ描き下ろさないといけないので、最初はクリエーターが集まらないのではと不安だったが、皆さん意欲的に参加して下さった」とも。
参加クリエーターのひとり、ウエツジショータローさんは「カエルはいろいろな描き方が思いつく。リアルに描いてもやわらかさがあるし、キャラクター化にしたらかわいらしくもかっこよくもできる。表情もバリエーションを付けやすく描いているうちにイメージがどんどん広がるので、さまざまなアイデアが浮かぶ」と、カエルの面白さを語る。
「作品にカエルが入っていると、どんな作品でも思わず顔がほころんでしまう。見ていて笑えるというか、どこかあたたかい気分になるので人を引き付けるのでは」と庄司さん。
開催時間は13時~19時(土曜・日曜・最終日は17時まで)。3月3日まで。展示ポスターは翌4日からオンライン販売も行う。価格は2,100円から。