大阪市立芸術創造館(大阪市旭区中宮1、TEL 06-6955-1066)で1月31日、イベント「原宿発!ジャパニーズ・ポップカルチャー最前線~『カワイイ』~の秘密~」が開催される。
同イベントは、ジャパニーズ・ポップカルチャーをけん引する原宿の人気雑貨店「6%DOKIDOKI(ロクパーセントドキドキ)」が企画するもので、ファッション・アート・演劇が融合した「ヴィジュアルショー」が目玉。
「6%DOKIDOKI」は、今や世界的ブームになった日本の「カワイイ」をキーワードに展開している。モテるための、異性の目を意識した「カワイイ」ではなく、個性を前面に出した「掘り下げたカワイイ」をテーマに、ディレクターの増田セバスチャンさんが90年代から、その第一人者として原宿の最前線で「カワイイ」カルチャーを発信し続けている。
今回のイベントでは、増田さんが影響を受けた70年代から現在にかけての舞台芸術を、映像とトークで振り返り、『ヴィジュアルショー』誕生までの系譜をでたどる。上映映像には、没後もさまざまなものに影響する詩人・劇作家の寺山修司さんの「天井桟敷」の公演映像やインタビューも予定する。
増田さんは「寺山修司が残したメッセージを現代に置きかえて、今の『時代』をひもとくという試みと、『カワイイ』とは何なのか考えていたら自分が行き着いた『ヴィジュアルショー』という表現とはいったい何なのか?ということを、映像とトークで解説する約2時間のショー。6%DOKIDOKIのショップガールも連れて行く。ゼミ終了後には、大阪の人たちとも直接お話できれば」と話す。
開催時間は18時~20時。参加費は1,000円。予約・問い合わせは同館まで。