9月8日~9日の2日間、大阪城公園の「太陽の広場」をメーン会場に、京橋駅前ひろばなど全8会場で「第8回こいや祭り」が開催された。
全国から117チームが参加し、約3,000の踊り子が参加。11時からスタートしたメーンステージでは、高知のよさこい踊りをはじめ沖縄のエイサーなど、ジャンルを問わずさまざまな演舞が披露された。中でも、4歳~12歳の子どもたちだけのチームや、ダンスの中にトランポリンを使用したチームなど、例年にはない演舞を見せる初参加のチームが注目を浴びた。
行き交う人の多い京橋駅前ひろばでは、地域住民だけでなく買い物客や電車の乗り換えする乗客などが、鮮やかな衣装や迫力あるステージに足を止めた。日ごろから会場検討などで、京橋の商店街と交流のある実行委員の住岡邦彦さんは「京橋と皆さんに顔を覚えてもらい、どんどん仲良くなった。地域とこいや祭りがつながり、新たなエネルギーとして、魅力あふれるまち大阪を全国に発信したい」と話す。
投票によって選ばれた大賞には、2年連続で「関学よさこい連 炎流」が、準大賞に「よさこい連『わ』」がそれぞれ選ばれ、フィナーレでは出場チームの踊り子だけではなく観客もステージに上がって踊る「丼舞Re:タイム」による総踊りで幕を閉じた。