老舗着物専門店「きものやまと京橋店」(大阪市都島区東野田町2、京阪モール2F、TEL 06-6353-2405)が4月上旬より、2007年新作浴衣の販売を始めている。
今年のテーマは、売れ筋の菊を大胆にあしらった「レトロ」をはじめ、バラをモチーフにした「モダン」、若者向けの「カワイイ」の3種類で、洋服の流行も取り入れたレースの重ね襟など、老舗にもかかわらず、意欲的な浴衣を提案している。
帯は、バラを大胆に刺繍したものやハートが付いた飾り帯、もともと子どもが結んでいた兵児帯(へこおび)を大人でも楽しめるようにアレンジした帯など、色や柄だけでなく、生地の種類など豊富なバリエーションをそろえる。
価格は、浴衣=9,900円~、帯=3,980円~で、オーダーはそれぞれ2,000円が加算される。購入客には、帯の結び方や着付けをレクチャーする初心者向けのサービスも行う。オーダー浴衣も含め、「20~30代女性が買い求めていく」(同店)という。
同店では、大島細(おおしまつむぎ)と呼ばれるデニムのような見た目の着物の入荷も控えており、「ファッションとしての浴衣や着物を目指す」(チーフの斉藤さん)という。