新京橋商店街振興組合(大阪市都島区東野田町5、TEL 06-6353-7308)が、7月21日に開催したイベント「サマーフェスタ」で、新京橋商店街のイメージキャラクターとなる「ラブベリー」を発表した。
同商店街は「花とポエム(詩)を飾る商店街=花詩の種(はなしのたね)商店街」をコンセプトに、2003年からさまざまな活性化を実施してきた。そのなかで今年は「キャラクターを作ろう」という話になったという。
「きっかけは、当時テレビ番組でワイルドストロベリーが幸せを呼ぶ花として話題になっていたので、浪速の伝統野菜とワイルドストロベリーの苗を2003年5月のイベントで配った」(新京橋商店街振興組合副理事長の松井さん)ことから、キャラクターのモチーフを苺に決定。「みんなに幸せになってもらいたいと最初にワイルドストロベリーを配ったわけですから、そこからはじめた」(同)と、今年5月のイベントでキャラクターのイラストと名前を一般公募した。
同商店街関係者による審査の結果、小学生のアイデアが採用され、それをデザイナーの手によって完成させたのが「ラブベリー」。
今後の展開として「考えているのは、ラブべリーの貯金箱。それを各店舗に置き、募金活動ができれば。この商店街から始まった『幸せになってもらいたい』という気持ちを、今度はほかのところに届けたい」(同)と、ラブべリーを生かした募金活動を考えているという。
今回のお披露目では「ラブベリー」の携帯ストラップ型液晶クリーナーを配布。希望者にはもれなく進呈するが、在庫はわずかだという。「幸せを呼ぶラブベリーグッズで、何かいいことがあったら、ぜひ知らせてほしい」(同)とも。