京阪京橋商店街振興組合などで構成される京橋地区商店会連絡協議会で7月、京橋の東側、主に商店街が連なるエリア一帯を、「いこいこ京橋東」とする総称名に決定した。
京橋といえば、西と東で雰囲気が異なる街。近年、若者受けする飲食店や美容室が増え続ける西側に対し、東側は昔ながらの下町で、「京阪京橋商店街振興組合」、「京橋東商店街共同組合」、「京橋駅前シャトー商店会」、「京橋駅前商店会」などで構成され、それぞれで独自活動をしている。「東側も下町でいい味がでているが、より活性していくのは何か手を打たなければなかなか難しいエリア」(京阪京橋商店街振興組合理事長の田中さん)だという。
今回、京橋東側エリアを総称し、「いこいこ京橋東」とした理由は、「京橋の東側を活性していくため」(同)。京橋東側エリアを「いこいこ京橋東」と総称することで、各商店街・商店会が結束して、街全体のイメージアップを図るという試み。「東側の○○、と固有名詞を出しても、最近の人にはなかなか名前が浸透しない。それならばいっそのこと、覚えやすい総称名を考えようと思った」(同)という。
現在、JR京橋駅改札を抜けるとすぐの商店街のいたる場所に「いこいこ京橋東」の垂れ幕が掛け吊るされている。