劇団往来(大阪市中央区常磐町2、TEL 06-6945-4653)は大阪ビジネスパーク円形ホール(中央区城見2)で6月19日~22日、同劇団40回公演を記念してブレヒトの名作「セチュアンの善人」を上演する。
同劇団は、「演劇はカーニバルだ!芸術は場数だ!」をスローガンに、1984年9月に第1回公演を行って以来、大阪を中心とした活動で24年目を迎える老舗劇団。昨年11月には、藤本義一さん作「虫」を上演し、第35回大阪新劇フェスティバルで「奨励賞」と「女優演技賞」を受賞している。
同公演の原作は、ドイツの劇作家で詩人のベルトルト・ブレヒト。演出は同劇団の代表で、吉本新喜劇やOSK日本歌劇団の演出も手がける鈴木健之亮さん。主な出演者は、要冷蔵・若木志帆・桂春駒・乃木貴寛。よしもとクリエイティブエージェンシーから伊賀健二・タックルながい。・大島和久など。
同劇団座長の要冷蔵さんは「第1回公演から24年の間、エンターテインメント性と役者魂にこだわり続け、ジャンルにとらわれないさまざまな作品を上演してきた。本当にたくさんの人たちに支えられて、ここまで来ることができた。40回という一つの節目を記念する公演として、私たちの活動を見守っていただけたら」と話す。
開催時間は、19日=19時、20日=14時・19時、21日=13時・18時、22日=14時。開場は各開演30分前~。入場料は、前売り=3,500円(20日の14時の回のみ、前売り=3,000円)、当日=4,000円。チケットぴあ、同劇団制作部などで販売中。