
地域の親子を対象にした無料のベビーマッサージ教室が9月19日、慈恩寺(大阪市鶴見区浜3)本堂で開かれた。
当日は6組の母子が参加。鶴見区在住の小児科看護師・川端杏菜さんが講師を務め、ストレッチや触れ合い遊び、オイルを使ったマッサージを紹介した。終了後、同寺の墨林尚顕住職が法話を行い、「子どもが生まれてくれたからこそ親になれる。今この時間は当たり前ではなく尊いもの」という言葉に、母親たちは静かに耳を傾けた。
参加した母親の一人は「普段は家事に追われてしまうが、今日は赤ちゃんと向き合えた。寺という落ち着いた場所で心も癒やされた」と話していた。
ヨガや講話などを通じて地域住民との交流を続ける同寺。今後も「子育て世代が安心して集える催し」の開催を予定するという。