
譲渡型保護猫カフェ「にゃーくる」(大阪市城東区新喜多1)が京橋駅南口徒歩2分の場所に移転して、6月21日で半年がたつ。
以前は京橋駅から徒歩10分の場所にあった同店は半年前、古民家を改装した現在の場所に移転した。移転について、オーナーの平石さんは「以前は住宅地で営業していたが、今は駅に近くなり多くの方に知っていただける機会が増えた」と話す。
平石さんは、ボランティアで保護猫活動をしている人たちの話を聞き、「ボランティアでは金銭的にも身体的にも難しい。仕事として保護猫に関わりたい」と感じ、猫カフェを開いた。
現在、店には15~20匹の「猫スタッフ」が在籍。「じっくりと触れ合ってほしい」と貸し切りプランも用意する。「リンゴ猫」と呼ばれる猫エイズキャリア専用の部屋も備え、「大人猫やハンディがある猫など、迎え主が決まりにくい猫の魅力も伝えたい」と話す。オープン以来、85匹の猫の譲渡が成立したという。
平石さんは「寝転がると猫が添い寝してくれることもある。とにかく猫と一緒に、ダラダラ、まったり過ごしていただければ」と呼びかける。
営業時間は13時~20時。料金は、1時間1,700円(延長15分250円)。フリータイム3,400円(平日2名限定)。