「旭高校生と地域の人々の小腹を満たす」がコンセプトの喫茶店「KOBARA PANDA」(大阪市旭区高殿6)に9月1日オープンした。
店主は地元出身で旭高校の卒業生でもある澤田祐衣さん。15年ほど飲食店で働きながら、「いつか自分の店を持ちたい」と考えていたという。きっかけは今年2月。地域の憩いの場として40年続いた喫茶店の閉店だった。「地域の人や旭高校の学生にも人気の店で、自分も学生時代によく足を運んだ思い出がある。地域の憩いの場所を何とか残したかった」と、喫茶店跡に自身の店を開いた。
席数は15席(テーブル6卓12席、カウンター3席)。看板メニューは、ライス、みそ汁、日替わりのおかず、副菜3種、ドリンクがセットになった「日替わりランチ」(1,100円)のほか、軽食として、唐揚げ(2個140円~)、ミニパフェ(290円)、チュロス(5本150円)、りんごあめ(490円)なども用意する。
旭高校の生徒向けのサービスも用意。80点以上のテストの答案用紙を持参した生徒には、アイスクリーム(220円)を無料で提供する。「テストが終わったらご褒美に店に行こう」という生徒同士の会話を聞いて思いついたという。
澤田さんは「以前あった喫茶店のように、地元の人に長く愛される店にしていきたい」と話す。
営業時間は11時~19時。日曜・祝日定休。