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京橋で学生による政策立案イベント 「30年後の日本」をテーマに

「未来国会2024 関西NPO2大会」に参加した学生たち

「未来国会2024 関西NPO2大会」に参加した学生たち

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 若者の政治参画向上などを目指す政策立案イベント「未来国会2024地方大会」が9月10日、京橋のNTT西日本(大阪市都島区東野田4)社内にあるオープンイノベーション施設「QUINTBRIDGE(クイントブリッジ)」で開催された。

プレゼンをする チーム「なづなスマイル」

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 主催はNPO法人「ドットジェイピー関西グローバル」NPO第二支部(豊中市清風荘1)。大学生とNPOや大使館などの公的機関を、インターンシップを通してつなぐ活動を行っている。当日はインターンシップに参加した府内の大学生12チーム、31人が参加。「もしあなたが日本の総理大臣ならば」という設定で、30年後の日本のビジョンや10年後の政策、予算案を提案し、コンテスト形式で競い合った。

 優勝したのはチーム「なづなスマイル」。テーマは「教員の労働環境」。課題点として「生徒に対する教員の支援不足」「低賃金」「地域社会との連携不足」を挙げ、それらを実行するために、教員に対して子どもや保護者への対応の仕方やカウンセリングの知識についての研究会を義務化する政策や、教員の労働が適切に対価として反映される法整備などを発表した。

 今後、地方大会を勝ち抜いた34チームがオンラインでプレゼンテーションを行い、その中から4チームが、9月22日に行われる全国大会の決勝ステージに進出する。

 メンバーの四方陽菜美さんは「社会問題を考えていく中で教育は大切。自分が教員志望ということもあり、このテーマを選んだ。これからプレゼン資料を見やすいように改善し、質問に対する回答の補足も十分にできるよう頑張りたい」と抱負を語った。

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