ホーチミンの味を提供するベトナム料理店「レッツフォー」(大阪市城東区今福西3)が8月5日、大阪メトロ蒲生四丁目駅の近くにオープンした。
店主はベトナム南部に位置するベンチェ省出身のマイホートゥエット・ロアンさん。ベトナムで出会った日本人の夫との結婚を機に2018(平成30)年に来日した。1年前から南森町のシェアキッチンで週に1度、ベトナム料理を提供する店を営業するなど準備を進めてきた。ロアンさんは「蒲生四丁目は人通りも多く、即決した」と話す。
看板メニューは「牛肉のフォーと揚げ春巻き」(1,200円)。「フォー」に使うスープは牛骨を12時間煮込みうまみを引き出す。ロアンさんは「うまみを感じながらも、あっさりした味に仕上げた」と話す。毎日店で仕込むハムを使った「スペシャルバインミーと牛骨スープ」(1,000円)も用意する。
ロアンさんは「ホーチミンの味が再現されている店は日本になかなかない。ぜひ本場の味を味わってほしい」と呼びかける。
営業時間は11時~15時。土曜・日曜・祝日定休。