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咲くやこの花館で「虫を食べる植物展」世界の食虫植物100種展示

「ショクチュウレンジャー」の写真パネル
取材に応じてくれた広報の谷上武さん(左)と植物・整備係主任の田中彩子さん(右)

「ショクチュウレンジャー」の写真パネル 取材に応じてくれた広報の谷上武さん(左)と植物・整備係主任の田中彩子さん(右)

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 「虫を食べる植物展」が現在、大阪・花博記念公園鶴見緑地内の「咲くやこの花館」(大阪市鶴見区緑地公園2)で開催されている。

「虫を食べる植物展」の看板

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 毎年夏休み期間中に開く同展。熱帯地域原産のウツボカヅラや北アメリカ原産のハエトリソウなど、世界の食虫植物約100種を展示する。今年は「子どもも大人も楽しめる展示」と題し、同館のオリジナルキャラクター「ショクチュウレンジャー」を新たに制作。食虫植物の特徴や虫を捕まえる方法をショクチュウレンジャーが解説するパネルのほか、ショクチュウレンジャーと一緒に写真が撮れるパネルも用意する。

 今年の見どころについて広報担当の谷上武さん(62)は「植物園ではあまり見ることができない食虫木『ロリデュラ』や、花博で展示され、幻の食虫植物として人気を博した『ヘリアンフォラ・ミノール』も注目」と話す。

 平日限定のイベントとしてフラワーアテンダントが世界の植物や食虫植物を紹介する「夏のスペシャルガイドツアー」(参加費600円)を開催。フラワーアテンダントの稲盛さんは「ハエトリソウが虫を食べる瞬間の実演や、普段は見られない虫が捕まっている状態の映像なども交えて説明するので、最後まで楽しんでもらえたら」と話す。

 併せて、館内にちりばめられた謎を解き明かす「食虫植物ラリー」(参加無料)や、食虫植物の販売、休日には食虫植物の育て方などを学ぶことができる「食虫植物観察教室」(参加費2000円、ガイドブック・食昼植物2種付き)も行う。

 谷上さんは「今年は親子で楽しめるワークショップも用意している。家族で参加してもらい夏休みの思い出にしてもらえたら」と呼びかける。

 開館時間は10時~17時。月曜休館。入館料は500円。9月23日まで。

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